大兼光
名刀レスポンシブ1
- 同名刀が複数ある。
- 享保名物「大兼光」 :重要文化財、佐野美術館所蔵
- 山内家所蔵「大兼光」(今村兼光) :今村長賀旧蔵、山内家献上。重要文化財、高知県所蔵→「今村兼光」の項参照
- 享保名物「相馬兼光」 :一名「大兼光」。→「相馬兼光」の項参照
- 「紅葉狩」 :加藤清正佩用、秀忠献上→「紅葉狩」の項参照
- 武田信虎所持 :甲斐武田氏、武田信虎が所持したというが詳細不明。
大兼光(おおかねみつ)
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いわゆる延文兼光の作。
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享保名物帳所載
大兼光 象嵌銘長二尺七寸九分 代金六十枚 所在不知
長き故の名なり、秀吉公遺物として利家卿御館にて藤堂佐渡守殿へ下さる、表裏樋、忠(なかご)表に本阿弥、裏に備前 -
目釘孔1個。
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大磨上ながらなおも長大で、反りがあり踏ん張りもついている。
由来
長き故の名也
来歴
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太閤秀吉の形見分けとして藤堂佐渡守(高虎)に贈られたもの。
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後に徳川将軍家に献上し、伝来した。
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享保名物帳のころには所在がわからなくなっていたが、明治2年(1869年)以降に徳川宗家に伝わる。
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戦後徳川宗家から出る。
小瀬甫庵の記にも太閤の遺物を記し、大兼光藤堂佐渡守とあり、この刀享保の頃已に所在知れずとあるはいぶかしきことなり。
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昭和34年(1959年)6月27日重要文化財指定。
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現在は佐野美術館で所蔵されている。
大兼光(今村兼光)
太刀
銘 備前国長船兼光/建武三年丙子十二月日
号 今村兼光
長80.6cm、反り1.9cm
重要文化財
高知県所蔵(高知県立高知城歴史博物館保管)
大相馬兼光
紅葉狩
池田家伝来
- 池田光政の逸話に、「当家に伝わる大兼光があるが、何の用に立つのか。家中の侍共の刀があれば向かうところ敵はなく、大名の身分で刀を頼みにすることは取るに足りないものである」という言葉がある。
光政曰く、家に持傳たる大兼光何の用にか立べき、家中の士の刀を殘らず用に立させなんに、向ふ敵はあるまじ、大名の身にて刀一腰を頼みにせんには口惜きことの至極なりと。
「大包平」の逸話だと思われる。